元デバッガーによるアンラーニングラボ

人材開発担当になった元SEが、「オレオレ人材開発」から脱却し、人材開発のアレコレを学びほぐしていくブログです。

ワークショップって何だ?

世の中にはワークショップと名のつくものは多い。

演劇ワークショップ。
ワークショップデザイナー。
ワークショップコレクション・・・などなど。

ふと街を歩いていると、ハッピーアワーの看板のとなりに
「ワークショップやってます」の文字。
冷やし中華あります」レベルの気軽さ。
ワークショップはこんなに身近になっているらしい。

会社でも⚪︎⚪︎ワークショップというものはたくさん開催されている。
⚪︎⚪︎研修というよりもちょっとオシャレで先進的な印象がある。

じゃあ自分に問いてみる。
「ワークショップって結局何?」

・・・。
・・・・・・・。
答えられない!!!!!

ついこないだワークショップの大先生から
「小学1年生の子にワークショップを一言で説明するならなんて言いますか?」
と聞かれ、ものすごくしどろもどろに答えたことを思い出す。
この質問、ほんとキラークエスチョンだよなぁ。。。
ワークショップをどのぐらい理解しているのか、
どのように捉えているのかがよくわかる質問だ。

自分が何と答えたかは置いておいて、
ワークショップとは何ぞいってところに戻そう。

◆ワークショップの定義
若手ワークショッパーの先生方はワークショップを
「創ることで学ぶ活動」として定義しているらしい。
なるほど。
「つくる」が「作る」じゃなくて「創る」なのがポイントかな。

◆ワークショップに向くテーマ
いわゆる「落としどころ」があるものはワークショップには向かない。
確かに落としどころが決まってるなら最初っから研修せい!って感じになる。

◆ワークショップの要素
ワークショップには4つの要素があるらしい。
1.非日常性
2.リフレクション
3.即興的なファシリテーション
4.評価しない
評価しないというのは「落としどころ」がないってとこにもつながりそう。

◆企業で実施されるワークショップ
1.リフレクティブ・ワークショップ
2.センスメイキング・ワークショップ
3.イノベーション・ワークショップ
おそらく階層別研修をワークショップ形式でやると1.に、
部門間の対話会をやると2.に、
ビジネスモデル・ジェネレーションをやると3.に
なるのかなぁという感触。

ワークショップも企画、運営、評価が大事とのこと。
とりあえずやるだけやってるだけで、評価なんてできてないなぁ。。。

引用元
http://yukianzai.com/130322_opencu1.pdf